相良仲右衛門焼酎のアル度の標準は、25度です。 割水していない無調整原酒は、35度ぐらいですし、初留のお酒は40度以上です。 その間にアル度が微妙に違う焼酎があります。 「池の鶴」は、28度です。 で、この仲右衛門は、30度です。 割水して30度ですね。 どうして25度ではなく、30度なんでしょうかねぇ。 教科書(芋焼酎極め方事典)では、こう解説されていました。 「一見、中途半場にも見える度数だが、これこそ焼酎の旨味をもっとも幅広く味わえる度数であるというのが蔵の考え。」だそうです。 ということは、ストレートかロックで30度を楽しむべきなのでしょうか? お湯割りすると、お湯の量を変えればアル度は25度焼酎と一緒になってしまいますが。 それとも、25度のお湯割りと30度のお湯割りって違うのかなぁ。 黒麹の焼酎ですが、エグミも少なく、まろやかです。 ピリピリ感も少なく、アル度の強さもあまり感じません。 ロックでいただくと、時間の経過とともに、溶けた氷でアル度が下がり微妙に味わいがかわります。 音楽を聴きながら、時間を楽しむことのできる焼酎です。 甘味の中に、渋味を感じます。 おいしい部類ですね。 水準以上ですね。 ☆☆☆☆です。 【製造元:相良酒造合名会社】 【原料:黄金千貫】 【麹:米麹(黒)】 【蒸留:常圧蒸留】 【アルコール度数:30度】 ↓2千円程度で購入できます。アル度30度なら、お買い得だと思います。 相良仲右衛門-1800ml- |